年齢に合った知育玩具を選ぶ
子供が生まれると健やかな成長を願い、口に入れるものや身に着けるものは出来るだけ良いものをと考える保護者は少なくありません。そしてそのことはおもちゃにも同じことが言えます。量産品のおもちゃよりも、子供の成長を考えた知育玩具を与えたいと考える保護者は非常に多いはずです。
知育玩具は脳や指先の発達などを考えて作られたものばかりですので、適切に子供に与えると良い影響を及ぼすでしょう。けれど知育玩具はそれぞれ対象年齢がありますので、必ず何歳を対象にしているものなのかは確認する必要があります。長く使えるからと言って、0歳のあかちゃんに2歳児を対象にした知育玩具を与えても上手に遊べないことのほうが多いでしょう。子供の年齢とかけ離れたものを与えてしまうと、ケガや誤飲をしてしまう可能性もあります。もちろんこだわりすぎる必要はありませんが、やはり今現在子供が楽しく安全に遊べるかということを、一番念頭に置いておくことが大切です。
対象年齢や月齢に合わせた知育玩具の選び方
知育玩具は、子供の年齢や月齢にあったそれぞれの対象年齢が設定されており、適切な玩具選びが重要になります。乳幼児から児童期にかけての子供の成長は、体の大きさだけでなく心や思考も急激に変化していきます。
知育玩具のパッケージには、年齢や月齢の表記がしてあり、間違った選び方では危険になってしまうことがあります。対象年齢は、その年齢の子供が安全かつ仕様通りに遊べることを表していて、玩具メーカーなどでは、年齢や月齢によって知育玩具に対する安全性の検査を変化させています。
新生児の0か月から2か月頃は、だんだん目が見えてくる時期なので大きめのデザインのシンプルなものがよく、6か月から8か月頃には、おすわりができるようになって両手が使えるようになるので、タッチして言葉を発するものが良く何でも口に入れてしまう時期なので大きめのものを選び、電池などは外れないよう注意します。
行動範囲の広がる1歳から1歳半頃は、手押し車や乗用玩具、室内でのアスレチック系玩具が適しています。3歳ころになると集中力が出てくるので、ハサミなどを使用したり絵を描いたりする工作系玩具ができるようになり、想像力が鍛えられます。
しかし、子供の成長にはそれぞれの個性があるため、知育玩具の表記はあくまでも参考で親が子供の成長をしっかり見守り見極めていくことが重要になります。